駐車場はコンクリートが良い?アスファルトが良い?
岡崎市・幸田町で外構・エクステリア設計施工を手掛けるサンホームズの山本です。
お客様からよくある質問で、
駐車場の床は、コンクリートのが良いすか?アスファルトの方が良いですか?
などと、質問をいただくことがあります。
先日、幸田町にて駐車場工事のご依頼をいただきましたオーナー様からも同様の質問をいただきました。
正直、どちらもメリット、デメリットがあります。
まずは、コンクリートから
・コンクリートのメリット
耐久年数が長い
コンクリートは通常、コンクリートだけではなく、コンクリートの中に鉄筋や、その同等品のワイヤーメッシュ筋を入れます。その為、コンクリートの伸縮(熱い、寒いで微妙に伸び縮みします)に追従できるように鉄筋を入れ、なおかつ、その鉄筋のおかげで、コンクリートのアルカリ性、鉄筋の酸性で、中性を維持しようとします。その為、コンクリートの耐久性は、おおよそ60年とも言われています。
・コンクリートのデメリット
工事に要する時間が長くかかってしまう
コンクリートは、車などが乗れるようになるまでは、季節によって異なりますが、おおよそ、3~10日ぐらいかかります。その為、工事が完了したとしても、コンクリートが固まるまでは、車などの重量物は乗せることが出来ません。その為、工事途中も含め、工事に必要とする期間は長くなってしまいます。
次にアスファルト
・アスファルトのメリット
工事に要する時間が短くて済む
アスファルトは、普通の道路で一般的に使用されます。その為、あまり工事に時間をかけることが出来ません。アスファルト舗装は、工事完了後、こちらも季節や条件によって多少異なりますが、数時間後には車などの重量物を載せることが出来ます。
・アスファルトのデメリット
耐久性がコンクリートに比べれば劣る
アスファルトは施工性は高い(施工が容易で時間も比較的短時間で済む)が、耐久性だとコンクリートよりは劣ります。あまり馴染みは無いかもしれませんが、高速道路のトンネル内の舗装面は、コンクリートだったりします。それは、トンネル内の舗装修繕や、再施工はスペースや、車のう回路を作るスペース作るのが容易ではなく、度々の再施工は難を要するため、再施工が少ない方が良いからです。
コンクリート、アスファルト、それぞれメリット、デメリットはあります。
費用面で言えば、コンクリートの方が割高、アスファルトの方は、施工面積(駐車スペースを作る面積)が大きくなればなるほど、㎡単価は下がる比率が高い。コンクリートも施工面積(駐車スペースを作る面積)が大きくなればコストは下がるが、アスファルトに比べるとその比率は低い。また、コンクリートでも、アスファルトでも同様ですが、夏場の照り返しは、どちらもあります。
単純に、駐車スペース1~5台分程度なら、コンクリート。それ以上であれば、アスファルトにコストメリットが出てくるかと思います。
ではでは。
お庭のことで困った時はサンホームズまでお電話ください。
相談窓口:0564-63-6167
岡崎市・豊田市・幸田町で外構・エクステリア設計施工、庭を含めたリフォーム工事を手掛けるサンホームズの山本でした。